NO.53◉雨端硯、雨端11代雨宮静軒[1] 縦　101mm[2] 横　101mm[3] 厚み　19mm 重さ　340g[4] 作硯者　甲斐雨端硯本舗　雨端11代雨宮静軒[5] 彫刻サイン　雨端(端の文字が静軒作と同様とみる)[6] 箱　無し[7] 程度　目立つキズや汚れは見られず程度が良い。[8] 形状　円形硯、円硯、日硯◉今から50年以上前の小文字用の小型硯の作品となります。丘には、雨端特有の石紋がたおかやに横に流れています。海は程よい大きさで、すこぶる綺麗な仕上げとなっています。硯側は、円ではあるものの平面をシャープに丁寧に仕上げしてバランス良くなっています。同一な厚みの縁の内側を指腹でなぞると切れる位にシャープになった仕上げとなっています。硯陰には、円形の中に一回り小さく彫り込んだ円形が施されています。縁同様に彫り角に指腹を当てると切れそうな感じがあります。とても手間がかかっておりますし、仕上げの素晴らしさが分かる作品です。◉名工　雨端11代雨宮静軒匠(1892〜1973)東京美術学校で、日本画の巨匠竹内栖鳳に図案を学んでおり、日本工芸会監査員となった知る人ぞ知る、工芸の日本を代表する匠であります。※画像にて十分ご確認ください。※私のプロフィールを一読ください。※⭕️⭕️私の今迄に掲示した作品をご覧下さい。(他に50点程あります。)